神戸市垂水区I様邸 後光の指すイメージで派手に

足場が組み終わり、高圧洗浄まで終えた神戸市垂水区のI様邸では施主様のたっての希望で後光の指す感じの黄色を基調に塗り替えていきます。

いつもブログのページでは進捗状況を確認してもらう意味で、日別もしくは部分別に小刻みにアップしていますが、今回は全体の塗り替えを通してアップさせていただこうと思います。

門下塗装では外壁塗装の前に鉄部や樋などの付帯部分に下塗りと1回目の上塗りを塗ります。

未塗装の塩ビ被膜鋼板の塗り替えには専用の下塗り材を使用しますが今回は一度塗ってあったので、焼き付け鋼板と同じエポキシ錆止めを下塗りに使用しました。

4.50年前に使用されていた鉛の入った錆止め塗料は鉛丹色というオレンジ色でした。その後に主流になったシアナミド鉛錆止めでは赤やグレーなど数色の色が出来ました。現在主流のエポキシ錆止めでは常備色でも白・グレー・赤・黒などがあり、上塗りの色に合わせて使用します。

今回、付帯部分は赤と緑と白と黒で塗装するので下塗りの錆止めには白を使用しました。

破風と出窓の合羽と底板はグリーンで、胴差や窓枠・パイプスペースの囲いは赤で、樋と鼻隠しは白で1回目の上塗りを塗りました。

付帯部分の1回目の上塗りが終わったので、外壁塗装に入っていきます。

今回は1階と2階の胴差の上と下で塗り分けるので、2階外壁から塗り替えていきます。養生を終えてからまず軒の上塗り1回目を、その後外壁下塗りを、そして最後に軒の上塗り2回目を塗りました。

 

軒にはいつも通りNAD型塗料を使用しているので下塗りは必要なく軒に上塗りを直接塗っていきます。

2階外壁の上塗りが冴えた黄色なので、透明の下塗りより白く色の着く下塗りの方が仕上がりがいいので、サイディングに使用できる微弾性フィラーを下塗りしました。

その翌日には2階部分の外壁に上塗りを塗っていきます。

後光の指す感じとの要望でしたので、外壁塗料は艶の出るラジカル制御水性シリコン塗料を使用します。刷毛とローラーを使って2回塗りしました。メーカーの決めた乾燥待ちは2時間以上でとても暑いこの時期は2時間あれば完全に乾燥しますので、昼前に1回目を塗り、午後から2回目の上塗りを塗ることが出来ます。

2階の外壁塗装の1回目と2回目の間や、2回目が塗り終わって余った時間で屋根の上塗りも塗りましたが、屋根塗装については外壁塗装を書き終わってからまとめて書きます。

2階外壁軒の塗り替えが終わったので、今度は1階の外壁軒の塗装に入ります。

養生を終え、軒に1回目の上塗りをぬり、外壁の下塗り、そして2回目の軒の上塗りと、2階部分と同様の工程で塗りました。

その翌日には1階外壁に上塗りを塗っていきます。1階の上塗りは2階より少し濃い黄色です。

1階の上塗りのラジカル制御水性シリコン塗料もローラーと刷毛で塗りました。

外壁が仕上がったので、合間合間で塗ていた屋根の塗り替えについて書いていきます。

屋根瓦はブルック瓦というセメント瓦です。今回は水谷ペイントの屋根遮熱仕様で塗り替えます。

下塗りは屋根用強化シーラーのエポックマイルドシーラーを使用します。

 

上塗りは快適サーモSiのサーモニューグリーンです。刷毛とローラーで2回塗りして仕上げていきます。

同じ塗料を塗っている写真ですが、未乾燥なのと光の具合でこれだけ違って見えています。

翌日には2回目の上塗りを塗り屋根が仕上がりました。

外壁と屋根が仕上がったので今度は付帯部分に2回目の上塗りを塗ります。

赤で仕上げる部分は窓枠・胴差・パイプスペースのカバーなどです。綺麗なラインが出るように丁寧にダメながら(マスキングテープを貼らずに、にじまないように直線に塗ること)刷毛塗りし、平面はミニコロでローラー塗りしました。

白に仕上げる部分は鼻隠しと樋です。少し希釈率を下げた上塗りを2回塗りしているので綺麗に色が着いています。

切妻の破風部分と玄関庇・明り取り笠木などは緑で仕上げます。

破風の2回目の上塗りの写真は撮れていませんでしたが、これで付帯部分も仕上がり最後に手直しをして終了です。

手直しでは窓拭き・サッシ際の線出し・飛散した塗料のタッチアップやシンナー拭き清掃を行います。

他にも雨戸を吹付で塗り替えたり、外構の塀を塗り替えたりしたのですが、長くなるのでそれらはここでは載せません。

普通の住宅が、黄色基調で施主様のご希望通り後光の指す感じに仕上がり、とても喜んでいただきました。

 

塗り替え工事では同じ塗料を同じ回数塗ったはずでも仕上がりは変わってきます。

それは仕上げ業者(クロス・塗装・ダイノックシート貼り)など塗ったり貼ったりして最終仕上げを行う職種は、職人の技量が最も大切だからです。

最近では経験年数が1・2年でも道具が良くなっているのである程度の塗ることは出来ます。そこで満足せずにさらにいい仕事をしたいと思う職人は技量が上がるのですが、これでお金をもらえるんだからいいやん、と考える人はそこまでです。

当店で行う塗り替え工事は同業者が見ても、すごく綺麗に仕上げているねと言われるレベルで、提案している使用材料は安価だからではなく耐久性・非汚染性に優れた施主様にとってもメリットの多い塗料です。

職人に対してもかなり細かいレベルで指示を出していましたので、今では1級塗装技能士の職長二人を筆頭に各々が職人として誇れる仕事をしてくれています。

とにかく安く塗り替えたい方には当店は向かないですが、対価に対して満足したい、多少なら費用が上がってもいい仕事をしてほしいお考えの方はぜひ門下塗装にお問い合わせください。

 

 

 

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