パワーボード外壁の塗り替え 神戸市垂水区H様邸 

門下塗装では外壁塗装は全面一気にではなく、2面ずつか2階部分と1階部分など2回に分けて行います。

こうすることで窓を開けて換気をすることも出来るようにしています。

今回のH様邸ではまずお隣と近い東面と北面を塗り替えていきます。パワーボード外壁に塗る下塗りはサイディングやALC外壁にも使用できる微弾性フィラー・アレスダイナミックフィラーを使用しますが、このタイプの微弾性フィラーは国内各塗料メーカーから発売されており、日本ペイントではパーフェクトフィラー、SK化研ではエスケー弾性プレミアムフィラーなどがそれにあたります。

30年ほど前には作業効率の良いエアレスなどの吹き付け機を使って塗り替えることが多かったのですが、最近ではローラーと刷毛を使用しての手塗りが主流です。

下塗りが終わったら乾燥後に上塗りを塗ります。塗料メーカーは同一メーカーの下塗りと上塗りを使うよう推奨していますが、適した組み合わせなら違うメーカーでも問題はないので門下塗装では違う組み合わせでよく塗り替えています。今回の上塗りは水谷ペイントのナノコンポジットWです。この塗料は艶消しに仕上がり苔や藻なども含めた汚れが付き難いのが特徴で、塗り替え後長く美観が保てて個人的にも好きなのでよく勧めます。

上塗りもローラーと刷毛を使って塗っていきます。工程間のインターバルは2時間以上なので午前中に1回目の上塗りを塗れば、午後から2回目の上塗りを塗ることが可能です。

各工程の乾燥待ちの間などで軒天のケーカル板と有孔ボードの塗り替えを済ませました。

軒の塗装はロングセラーのNAD型塗料を使っています。この塗料は非常に密着性が高く下塗りが必要ないので、上塗り2回で塗り替え終了です。

写真では外壁が変な色に見えていますが、これはお隣と近い面の塗り替えの時にはメッシュシートの内側にブルーシートを2重張りしているためです。 

手塗りなので塗料の飛散は比較的少ないのですが、それでも風に乗って散ったりすることもあるので、お隣様の外壁などを汚さないようにこうして養生しています。

東面と北面が終わってから、西面と南面の塗り替えに入ります。

ほぼ同じ流れで、外壁の養生⇒下塗り⇒上塗り2回塗り、そして合間に軒の塗り替えを行います。

南面と西面の塗り替え初日は軒の塗装と外壁上塗り1回目まで進めました。

外壁塗装最終日には2回目の上塗りを塗り、養生を外して終わりです。

外壁塗装をしていた4日間の作業の合間で屋根の上塗りなども進めていたので残りはバルコニー土間防水のトップコートの塗り替えです。

神戸市明石市の外壁塗装屋根塗装は自社職人による丁寧で長持ちする塗り替え工事を行う門下塗装にお任せください。

 

 

 

 

 

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