門下塗装では高圧洗浄の前にまず鉄部や樋などの付帯部分のケレン・目荒らしを行います。
外壁と屋根の高圧洗浄の時に、付帯部のケレンで出た汚れも一緒にで洗い流します。
最後にガレージの土間を最も洗浄力の上がるターボノズルでケレンしました。この後は塗装段階で浮いてきた塗膜のみをケレンして縞鋼板を塗装します。
以前、神戸市の土木建設局から管理地の鉄部の塗り替えを見積もってとの依頼を請けました。
現場調査に行くと塗装の半分くらいが剥がれている状態でした。この傷み具合では簡単なケレンでは活膜に見えている塗膜が塗り替え後数年で剥がれてくるので手作業での既存塗膜の全面除去後に錆止め2回塗り・上塗り2回塗りで見積もりました。(錆止め2回塗り・上塗り2回塗りは以前の役所仕様の工程です)
結果はコロナ禍で予算がなくとりあえず綺麗になればいいとのことで他社さんに依頼したようです。現場近くに行った時に見てみると簡易なケレン後に塗り替えてありました。(塗装回数は分かりません)
役所の場合は数年しか持たないことを十分に理解しているでしょうし、予算内で収めないといけないのも仕方ないとも思いました。元々門下塗装向きの仕事ではなかったですね。
話がそれました。
この西区の現場では明日から外壁の下地補修を行います。