K様邸の外壁は現在主流のサイディング貼りです。サイディングでは、目地とサッシ廻りにシーリングされているので、既存シールを撤去し、打ち直す必要があります。
シーリング工事の工程は、既存シールの撤去⇒マスキング⇒シール用プライマー⇒打設⇒押さえ⇒マスキング撤去になります。
軒廻りと入隅にもシーリングされているのですが、その部分は撤去なしで増し打ちでシーリングします。
何とかシーリング工事はに降られずに済みましたが、明日と明後日は雨が降りそうです。
天気が回復し次第、塗装工程に入っていきます。
シーリング職人に施工してもらったシールの打ち替え以外にも自社職人が下地補修を行います。
まず浮きのあったサイディングの固定作業、これは釘の効きが甘い部分かったのですが、胴縁の位置を下地センサーで確認しサイディングビスで固定し直しました。
ビスから雨水が入り込まないようエポキシ補修材でビス頭をシールし、サイディングの重なり部分も隙間を詰めて仕上がりよく見えるようにしました。
このサイディングの重なり部分から雨水は侵入しにくいのですが、塗り替え後に塗料で詰まったり詰まらなかったりして綺麗ではないので門下塗装では釘留めサイディングの場合は隙間詰めしています。
ちなみに金具留めサイディングの場合はガタツキがあるので詰めてもすぐにまた割れるので隙間はそのままで塗り替えます。
単色塗料で塗り替える外壁の下地補修・シーリング打ち替えは終わっていましたが、意匠性サイディング部分はクリヤー塗装後に打ち替えるので、塗装工事の最後の方でシーリング職人に再度来てもらいました。
この作業で下地補修のシーリング工事もすべて終了です。
クリヤー塗装後のシールの色は慣れないと選ぶのが難しいのですが、今回もうまく選べていて仕上がり後の違和感は全くありませんでした。
塗装工事はバレないように手を抜きやすいのですが、そうすると耐久性などが著しく低下します。
次回の塗り替えまで気持ちよく過ごしていただけるよう、門下塗装は一切の妥協なしで1級塗装技能士が施工しています。