今塗り替えている神戸市垂水区のKM様邸にはあまり見かけない大型の胴差役物やサイディング製の飾り窓枠、樹脂製の矢切、鋼板の軒通気口など様々な材質の付帯部がありました。
すべての部分の上塗りは同じ弱溶剤シリコン塗料を使うのですが、下塗りはそれぞれに応じて最適なものを使用します。
胴差と飾り枠は弱溶剤エポキシシーラーで、樹脂製の部分は目粗しのみかミッチャクロンで、鋼板部分は強溶剤エポキシプライマーを使用しました。
塗る箇所も数量も多いので1回目の付帯部上塗りは職人が二人がかりで丸一日かかりました。
外壁軒の塗装前に仕上げておきたい軒の通気口と鳩小屋の矢切は先に2回目を塗っておきます。
外壁塗装が終わったので、付帯部各所に2回目の上塗りを塗り、仕上げていきます。
これで外壁・軒・屋根そして樋や鉄部など付帯部も仕上がりました。あとはバルコニー土間の防水と飾り窓枠のシーリングの打ち替え、そして外してあったエアコンの配管カバーの復旧です。