明けましておめでとうございます。
2022年度も多くの塗り替えを任せていただきありがとうございました。
本年もぜひ門下塗装を相見積もりの1社に加えていただければ幸いです。
2022年は経済への不安があったのか少しでも安いほうがいいと考えられる方が増えた方に思えました。
年末にゴボウの産地偽装がニュースになっていました。その会社の社長が、国内産のゴボウを仕入れて卸すと赤字になるからやりましたと認めていたのが印象的でした。
採算の取れる金額で卸したいがそうすると小売業者に買ってもらえなくなり、売り上げや利益が下がる。すると従業員への給料や固定経費が払えなくなり倒産するかもなど思ったのではないでしょうか?
20年以上前、食品業界の産地偽装と建設業界の手抜き工事が大きな問題になったことがありました。根本的な原因はバレなきゃいいというモラルなのだと思います。
建設業では元請け業者から施工店までの間に仲介業者など数社が介在しマージンを抜くことで施工業者には手を抜かないと赤字になる金額になっていました。現在では大規模工事では中間業者が介在しにくくなり、小規模工事ではインターネットなどで直接施工業者に依頼できるようになったので、無茶な金額で施工することは減りました。
しかし今のような経済的に不安になりやすい状況の時には少しでも安く塗り替えたいと思うのも当然です。
門下塗装は直接施工なので手抜きなしで、薄利でも利益の残る金額を提示させていただいています。5年前に比べると直接集客している塗装店も増えたので当店より安い金額で塗り替える業者もいるようですが、間違いなく工事内容は違います。同じ塗料を使って同じ回数を塗れば仕上がりは同じだと思われるかもしれませんが、特に塗ったところと塗らないところの塗り際などの綺麗さは全く違います。
塗装には、保護・美観・機能性という3つの大きな目的があります。機能性は塗料の性能によるところが大きいですが、保護はそもそもの塗り替えプラン(下地処理と下塗り材料の選定)により、美観は職人の技量によります。
塗り替え直後だけでなく数年後にも美観を保つためにはそれなりには費用は掛かりますので、ご理解ください。
今年も門下塗装に任せてよかったと思っていただけるように、職人とともに一所懸命塗り替えていきます。
門下塗装 代表 門下彰宏