神戸市垂水区 FRP防水トップコート塗り替え

門下塗装では防水層が問題ないFRP防水の場合、トップコートのみの塗り替えをすることが多いです。

今回のケースもトップコートに変色があったもののグラスウールのマットには浮きや割れがなかったのでトップコートの塗り替えを行いました。

FRPの中塗りとトップコートは密着が良くないので新規の場合はサンダーでの目粗しをする必要があります。トップコート塗り替え用に目粗し不要なプライマーや、水性のトップコートでプライマー不要のものも販売されていますが、当店ではアイカ工業の塗り替え用プライマーを下塗り後に同社のトップコートで上塗りしています。正直使い勝手は良いとは言えないのですが、次回の施工時に使用する防水材の選択肢が制限されないので、この仕様で多く施工しています。

   

まずはアセトンで表面の油脂汚れを落とし、プライマーを塗ります。

このプライマーの乾燥時間が足りないと密着不良を起こすので大抵プライマーを塗った翌日にトップコートを塗ります。

トップコートは塗り厚が薄いとプライマーのエポキシ樹脂が黄変し変色するので、門下塗装では1回塗りでよい上塗りも2回塗りしています。トップコートは1回目と2日目の間隔が開きすぎると表面に発生する界面活性剤が原因で2回目のトップコートをはじくことがあるので、この間隔にも注意が必要です。

仕上がった後、表面に水玉が残り以前は溜まっていなかったのに防水後に水が溜まるようになったといわれることがあります。これも界面活性剤のせいで以前はべちゃっと広がってすぐに乾燥していたのに、こんもりと水たまりが盛り上がるため乾燥まで時間がかかるので気にあるだけです。半年程度で表面の活性剤の効果が落ち水たまりが出来なくなります。

神戸市明石市の外壁塗装屋根塗装は個人住宅塗り替え専門店の門下塗装にお任せください。

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