神戸市灘区の個人住宅では敷地のすぐ横を小川が流れていてその上に個人所有の橋があり、駐車スペースに繋がっています。
橋の手摺と側方のH鋼は錆止めの後上塗りされていたのですが、下端のデッキプレートと支持H鋼などは上塗りされていなかったです。塗料の錆止めは上塗りまで塗ってようやく防錆効果が発揮できるので完全に錆てしまっていました。幸い腐食してはいなかったので現状を維持できれば長く持たせることが出来そうです。とはいえ通常の錆止め1回・上塗り2回の仕様では防錆効果が充分ではないので、錆止めを2回塗りしその後上塗りを2回塗りする予定でした。
たまたま知ったアルバー工業株式会社の防食剤CCP-117http://www.arbar.co.jp/products/ccpが非常に良さそうだったので施主様に説明し、下塗り材を変更しました。
以前使ったことのあるSK化研のサビフィックスhttps://www.sk-kaken.co.jp/wp/wp-content/uploads/sabifix.pdfとよく似た商品です。サビフィックスは腐食部をタッチアップ後に錆止めが必要ですが、CCP-117は錆止めの代わりに使えて塗布後に上塗りが塗れるので錆止めを2回塗る場合と比べ工程が1回減るので、材料が高くても使いやすいです。
錆止めと違いと防錆剤塗布後にはエポキシ樹脂の塗膜が付きコーティングしたような感じになります。
通常の仕様ですと、早ければ1年で錆が発生するので、今回は塗り替え後に追跡調査を行おうと思います。
コンクリートを流すための支持金物としてH鋼の上にデッキプレートを敷いてある場合が良くあります。このプレートが腐食すると非常に危険になります。また傷んだ場合取り換えは困難で補修にもかなり高額な費用がかかるので、出来るだけ腐食しない様に塗装で鉄部を保護することがベストです。
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