関西地方には警戒していたほどの暴風雨はなく、月曜には台風も去り、火曜日から作業を再開できました。
今日の神戸市須磨区のマンション改修工事の作業内容は下地補修の続きで雨水の浸み込みそうな面に水性塗布防水を仕込むことと、外壁の亀裂誘発目地のシーリングです。
明日から下地補修の終わった外壁面の外壁塗装を行います。
その前にまだ塗れていなかった鉄部の錆止めも行いました。
今回の改修工事では施工前の想定以上に既存塗膜の状態が良くなく、下地補修に手間がかかっています。
現状の説明をしっかりとして、施主様に納得いただいた上で追加の下地補修をしています。
今回の場合は脆弱な塗膜の全面剥離とその部分の樹脂モルタルでの素地調整です。
目をつぶって、上記の工程を行わず、予定していた補修のみで塗装してもとりあえずきれいに仕上げることは出来るのですが、数年してから補修不足の影響で塗膜の膨れや剥離が出てくる可能性が高まります。
末長く施主様とお付き合いいただくために門下塗装では、事前に現状の状態と工法の説明を行い、途中で見つかった不良箇所についても状態とリスクと補修方法の説明を充分に行って改修工事を進めます。