今回の神戸の現場の外壁はパネルサイディングが外壁通気工法で貼られた上にアクリルスタッコが吹き付けてありました。
パッと見は同じに見える外壁の割れですが、サイディング目地(幅8ミリ程度)とサネ部(サイディングの重なり部分幅3ミリ程度)があります。
目地部分は既存シーリングを撤去し、オートンシールを打ち直しました。この部分のシールが切れると雨漏りの原因になります。
サネ部はアクリルウレタンシーリング材を刷り込みます。この部分はきちんと二次防水がされていれば雨漏りの原因にはなりにくく、未塗装のサイディングの場合は新築時シーリング処理さえされていません。どちらかというと見栄えを好くする意味合いが高いですね。
サッシ廻りのシーリングは今回は撤去せずに増し打ちでオートンシールを打ちました。
ぐずぐずの天気が続いていますが、この日は晴れて、協力業者のヤマモトコーポレーションさんが職人を二人入れてくれたので1日でシールの打ち替えが終わりました。
明日からも天気が好ければいいのですが・・・