FRP防水のトップコート塗り替え 西宮市I様邸塗り替え工事

木造住宅のベランダ土間の多くは新築時にFRP防水がしてあります。
FRP防水で表面に割れや剥がれがない場合の1回目の塗り替え工事では、トップコートのみ塗り替えることが多いです。

使用するトップコートにもいろいろとあるのですが、当店では新築時に使用してあったポリウレタントップコートか表面のひび割れを隠すことが出来るウレタントップコートをよく使用します。

今回使用しているトップコートはアイカ工業のジョリエースJE2090です。このトップコートは新築時にも使用されているもので、傷み具合に応じて次回の塗り替えのときにどのような施工方法も選ぶことが出来ます。

主な工程は以下の通りです。

まず高圧洗浄を行いその後目粗し(サンディング)と清掃

 

FRP防水は同じ材料でも密着性が好くないので表面にキズを付け密着性を上げる目粗しを行い、ごみを掃き集めます。

さらにアセトン拭き清掃

土間表面には滑り止めの珪砂が入っていてウエスにアセトンを染み込ませて拭き掃除すると繊維のカスが出るので、ケレンパッドにアセトンを染み込ませこすり、その後ウエスで拭き取ります。アセトン拭きすることで表面の油脂などの汚れを拭き取ります。

そしてプライマー塗りです。

アイカ工業のJU70という改修用プライマーでこの材料はメーカー仕様ではサンディング不要となっています。しかし当店では手作業ではありますが、サンドペーパーを使用した目粗しを行っています。

プライマーが完全に乾いてから、トップコートのJE2090を塗ります。

FRPトップコートは1回塗りで仕上げることが多いのですが、当店では1回目は珪砂なしで、2回目に滑り止めの珪砂を入れて塗り替えています。

 

ポリウレタントップコートは塗装後強烈な撥水性があるので、塗り替え前には出来ていなかった水疱や水溜りが出来ることがあります。これは塗り替え後に界面活性剤が表面に出てくるためで、半年くらいたてば撥水効果が落ちて水溜りは出来なくなります。

今後、アイカ工業のFRP塗り替え用ウレタン樹脂トップコートのJUX27も試してみたいですね。

神戸市明石市の外壁塗装屋根塗装は個人住宅塗り替え専門店の門下塗装にお任せください。

 

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