門下塗装では基本的に外壁は全面一気にではなく2回に分けて塗り替えていきます。
全面を一気に養生した方が効率よく進むことが多いのですが、そうするとすべての窓の開閉が出来なくなり生活している施主様が閉塞感を感じるのでそうさせてもらっています。
今回塗り替えている西宮市のO様邸の外壁にはアイカ工業の意匠性塗材・ジョリパットhttps://www.aica.co.jp/catalog/ebook/n-veneer/jolypate/index_h5.html#8が塗られていたので、塗り替え用のジョリパットフレッシュhttps://www.aica.co.jp/products/wall-material/jolypate/jq-800/feature/を使用して塗り替えます。
まずは南面と西面の外壁から養生し、軒の塗装と外壁塗装は下塗り後に上塗りを2回塗りして塗り替えていきます。
軒塗装は密着性に優れ防カビ性を有している、軒の塗り替えに適したNAD型塗料を刷毛とローラーで2回塗りして塗り替えます。
立地条件的と気温のせいで外壁の下塗りの乾燥に時間がかかるのでこの日は外壁下塗りまでで、作業を終えました。
南面と西面の外壁の下塗りには微弾性フィラーを使用しました。
外壁塗装二日目には上塗りのジョリパットフレッシュJQ800を塗っていきます。
ローラーと刷毛で上塗りの1回目を塗り、乾燥待ちの間に北面と東面の養生を行いました。
南面と西面の外壁の1回目の上塗りが乾燥してから2回目の上塗りを同じように刷毛とローラーで塗っていきます。
手抜きの塗り替えをする場合はローラーで目一杯塗り込み刷毛は1回だけで済ませるということもありますが、撮り忘れているだけでしっかりと刷毛も2回塗りしています。
外壁塗装の終わった南面と西面の養生を剥がし、逆に養生の終わった北面と東面の外壁に下塗りを塗り、外壁塗装2日目の作業は終了です。
意匠性塗材ジョリパットには様々な柄を付けることが出来ます。
特殊なローラーで柄を付けたり、吹き付けで仕上げたり、こてで仕上げたり、また吹き付けた後乾燥する前にこてで押さえて柄を付けるなど本当にいろいろです。
興味のある方は冒頭のジョリパットのカタログをご覧ください。
粗めの骨材が入っている場合は南面と西面に使用した微弾性フィラーが下塗りとして適しています。今回の外壁は骨材を入れずにこてで柄を付けているタイプなので上記写真で塗っている透明の水性カチオンシーラーでも
問題ありません。微弾性フィラーには目留めの効果がありますが、水性カチオンシーラーは密着性の効果のみです。
外壁塗装3日目には北面と東面の軒塗装と外壁上塗りを行います。
軒の塗装はこれで終了しました。
外壁の上塗り1回目まで塗れましたが、材料が足りなくなり追加注文するので2回目の上塗りは塗料が入ってからになります。
追加発注した塗料が入ったので北面と東面外壁に2回目の上塗りを塗っていきます。
追加したジョリパットフレッシュが1缶丸々余ってしまい、廃棄処分になりそうなので、明日もう1回上塗りを塗っておこうと思います。
神戸市明石市の外壁塗装屋根塗装は個人住宅塗り替え専門店の門下塗装にお任せください。