神戸市垂水区TY様邸 カラーベストの塗り替え

最近の住宅で最もよく使われている屋根材は薄型スレートのカラーベストです。

この瓦は軽量なので地震による揺れの影響を受けにくいという理由で関西淡路大震災後に一気に使われることが増えました。

余談ですが現在では、昔のように赤土を屋根に乗せずルーフィングを貼り、瓦も軽量になったので瓦葺きでも地震に弱いということはなくなりました。

カラーベストの塗り替えで最も大切な工程は高圧洗浄です。表面に付いた苔などの汚れや、劣化した塗装を綺麗に洗い落とします。それらが残っていると塗り替え後、年数が経過すると新塗膜が素地から剝がれやすくなります。

高圧洗浄をすると、素地に劣化が見られたので下塗りを1回増やして、1回目に強化シーラーで2回目は遮熱シーラーを使用しました。

1回目の下塗りの前に表面のクラックをシーリングしておきました。

2回目の遮熱型のシーラーは白いので下塗り後に小さなクラックが見えてきましたので、もう一度シーリングしてひび割れを隠します。

通常は下塗りと上塗りの間に縁切り(縁切り部材タスペーサーの挿入)が入るのですが、今回はカラーベストに反りがあり、塗り替えてもくっつくことがないので縁切りは必要ありません。

   

 

上塗りは屋根用遮熱弱溶剤フッソ塗料の快適サーモFで遮熱効果の高いサーモマーメイドグリーン(明度81.6)で塗り替えました。

水谷ペイントの高明度の上塗りは1回目の上塗りが終わってから4時間以内に2回目の上塗りを塗る必要がありますので、刷毛とローラーを使って1日で2回塗りし、屋根を仕上げました。

神戸市明石市の外壁塗装屋根塗装は自社職人による丁寧で長持ちする塗り替え工事を行う門下塗装にお任せください。

 

 

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