神戸市西区のI様邸の外壁サイディングは金具止めのタイプで彫りの深い柄が付いていました。
このタイプのサイディングに門下塗装でよく使うナノコンポジットWで塗り替えると凹部に溜まった塗料が乾燥段階でひび割れることがあります。
そうならないように、希釈率を上げ(通常だと4~8パーセントのところを15%にしました)2回塗りの仕様を3回塗りします。塗る段階では凹部に塗料が溜まらないように擦り取るようにローラーを使って塗りました。
今回はもともと淡色だった部分も黒っぽい色で塗り替え、軒も同色にするので外壁に使用するナノコンポジットWで一緒に塗り替えます。
外壁塗装の1日目は南面と東面の外壁と軒に下塗りと1回目の上塗りを塗って終了です。
2日目には2回目と3回目の上塗りを塗り2面の外壁と軒を仕上げました。
水谷ペイントのナノコンポジットWの塗膜が割れやすい理由は無機成分が多く入っているためです。
他社の無機塗料よりも多く無機成分であるセラミックが配合されている検査結果も出ているそうです。無機成分は汚れにくく退色が起きにくいのですが、塗膜が固くなりやすいので、コーキングの上なども割れやすくなってしまいます。今回使用した色では主成分より顔料が多く入っているのでいつも使うナノコンポジットWより粘り気が高かったです。もしかしたら普通の希釈率のまま2回塗りしても割れなかったかもしれないです。
玄関前のもともと黒っぽかった部分は多彩柄吹き付け材のダイヤカレイドで吹き付け塗装するのでメイン外壁が仕上がってから塗り替えます。
神戸市明石市の外壁塗装屋根塗装は自社職人による丁寧で長持ちする塗り替え工事を行う門下塗装にお任せください。