FRP防水の上をウレタン塗膜防水で防水します

1回目の塗り替え時期になる木造住宅のベランダの9割以上がベニヤ板やケーカル板の上にグラスウールを敷きポリエステルP樹脂で固めたFRP防水になります。

表面に割れや剥離などの不具合が起きていなければトップコートの塗り替えだけでも大丈夫ですが、割れなどがある場合はFRP防水再施工や、ウレタン防水での再防水をすることもあります。

門下塗装で行うトップコートの塗り替えはポリエステルトップコートでの塗り替えと、FRP用ワンコートウレタン防水があります。

前者は塗り替え用のプライマーを使用する以外は新設時の工法でも使用するものです。

まずはアセトンで表面についている油分などの汚れをふき取り、塗り替え用プライマーを下塗りします。

このプライマーはインターバルが長いので、たいていの場合は翌日にトップコートを塗ります。

トップコート1回目は滑り止めの珪砂なしで塗り、2回目で珪砂を入れて上塗りします。

表面に小さなひび割れが少しだけ入っている場合は、自社職人がFRP用のワンコートウレタン防水(オート科学のウレアックスHG)で塗り替えます。

ケレン清掃後に専用プライマーを塗り、トップコートを2回塗りします。この防水材はインターバルが短いので1日で3工程塗ることが出来ます、作業性は良いのですが次回の再防水で使用できる防水がウレタン防水だけになってしまいます。

 

FRP防水層がさらに傷んでしまっている場合などは、防水工に依頼し、FRP防水層の上にウレタン塗膜防水2プライ工法で防水し直してもらいます。

ここまですると再防水後に塗膜の膨らみや割れが出ることはなくなり、次回の塗り替えでウレタン防水の再施工は必要になりますが漏水の心配は全くなくなります。

この防水で再施工する場合のデメリットは費用高くなることと、施工日数が多くかかることです。

初めに紹介した2種類の自社職人が行う防水は1日か2日で終わるのですが、専門職の行うウレタン防水は4日以上かかってしまいます。

門下塗装では見積もり調査時に土間の状態をしっかりとみてどの防水が適しているかを判断し提案します。

神戸市明石市の外壁塗装屋根塗装は個人住宅塗り替え専門店の門下塗装にお任せください。

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