放水検査

漏水があるとのことでしたので原因を突き止めます

見積り依頼の時に条件が揃うと漏水すると聞いていたので、塗り替え工事の高圧洗浄の時に放水検査もしますと伝えていたので、高圧洗浄の前に雨漏り診断士でもある門下自身が現場で調査を行いました。

広縁の内側の垂れ壁辺りに漏水の跡があり、過去に漏水を止めようとしたのでしょうカラーベストの水切り辺りにコーキングが打ってありました。

この部分は原因の可能性は低いのですが外壁に水がかからないように10分間放水しました。

結果は漏水しませんでした。

いちばん原因として可能性が高かったのは水切りの上についている幕板でしたが、この部分に水をかけて漏水してしまうとさらに上の部分に原因がないかを確認出来なくなるので、養生して水がかからないようにしてから窓の間の壁に放水します。

   

 

この部分にも10分間放水しましたが漏水は起きませんでした。

さらに上の外壁に目地のクラックがあったので今度はそのあたりに放水します。

この住宅はパネル型のサイディングの上をアクリルスタッコで吹付けてあったため、サイディングの目地位置が非常に分かりにくかったです。

この部分にも10分間放水したのですが漏水しなかったので、次は幕板上部に放水しようとしたら和室の垂れ壁にシミが出来てきました。

結論はサイディングの目地のシールの劣化と1次防水不良でした。特にこの部分は切妻で2階外壁の高さがあり、軒の出も少ない、真下が室内で侵入した雨水は室内に全て行ってしまうことが問題でした。

シーリング職人に目地を撤去し、打ち直す事とサッシ廻り全ての打ち直しを支持し、2次防水を完璧にしておきます。1次防水を直せないので恒久的な防水にはならないですが、今回は微弾性フィラーをパターン塗りで中塗りするので10年以上は雨漏りを抑え込むことが出来るはずです。

 

 

以下は別のケースです。

和室の天井から稀に漏水する、以前ほかの業者に直してもらい直後は止まっていたそうですが、また漏ってきたそうです。

最初は私の親しい板金工が依頼を請け、放水してみたが再現できなかったという事で私に話が廻って来ました。

この上が下屋で天井材の一番傷んでいる辺りがちょうど2階の外壁だったので、原因は突き止めやすいと思われます。

 

下屋上に上がって調査をすると、下屋上のサイディング壁の目地と入隅そしてアルミサッシの天端・側方・下方端部などが非常に怪しかったです。

特にアルミサッシの天端のシーリングは以前の補修でも直されてなく非常に可能性が高そうです。

板金工もこのあたりに放水したが漏ってこなかったとの事なので、浸水してもなかなか天井まで落ちて来ない可能性もあったので、天井の貼り替えを前提に傷んでいる天井を切り取りました。中は思ったより広くそして暗かったです。

 

いよいよ放水検査です。下屋に門下が上がり、和室で当店の職人がサーモグラフィーカメラで見張ります。

最も怪しかったアルミサッシ上部にだけ放水するとすぐに

最上部の角辺りに漏水による温度変化が見られました。確実にサイディング目地やサッシ廻りから雨水が侵入してます。

おそらく1次防水不良があってのシーリングの劣化が漏水の原因でしょう。

後日、シーリングの打ち替えを行いました。

下屋の上のシーリングを全て撤去してみると、思っていた通り透湿シートの端部がテープ留めされていなかったです。

   

サイディング目地にはボンドブレーカーを入れ2面接着で打ち替えます。

全ての打ち替え部分にプライマーを塗り、サッシ廻りなどは通常より多めにシーリング材を盛ってシールし防水性を高めました。

雨水侵入口を全て補修出来たので、最後に和室の天井のプリント合板を貼り直します。

 

今回は既設天井材は残して、増し貼りで補修しましたが綺麗になりました。

 

 

漏水調査は専門の勉強をして資格も持っている雨漏り診断士のいる店舗に問い合わせください。

https://www.amamorishindan.com/qualification/hyogo.htm

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