法面に建っている住宅の塗り替え　神戸市垂水区N様邸

以前建設業の組合でお世話になっていた大工さんのご自宅で、実質2階建てなのですが、法面に建っていて一部は3階建ての高さで足場を組みました。ガレージの下が崖でH鋼で骨組をした上にデッキプレートを敷きコンクリートが流してありました。足場がないとメンテナンスも塗り替えも出来ないので、今回の塗り替え工事でこの部分にもステージ足場を組み、塗り替えた方がいいですよ、どうせ塗るなら特に錆に強い仕様での塗り替えがお勧めですと、普段使用する錆止めを下塗りに使わず、エポキシ防錆剤を下塗りに使用し、弱溶剤シリコン塗料で上塗りする仕様で塗り替えました。

サイディング外壁は水性カチオンシーラーを下塗りし、艶消しに仕上がり汚れの付き難い水谷ペイントのナノコンポジットWを使用しました。奥様と娘さんはピンク系の色にしたいと言っていたのですが、ご主人がピンクはないだろうと反対され、近所であまり使われていなかったほぼ白色にされました。ナノコンポジットは白い方が汚れが付き難いので白でも問題ありません。

屋根は現在製造されていない乾式コンクリート瓦のモニエル瓦でした。門下塗装ではモニエル瓦の場合はオリエンタル塗料の乾式コンクリート瓦専用塗料のマイティーシリコンを使用しています。この塗料はメーカーの仕様では2回塗りで仕上げるととなっているのですが、過去の経験上2回塗りでは、他の屋根用シリコン塗料より早くに色落ちするように感じるので、3回塗りして仕上げました。

忘れ去られてしまったのか、アンケートはまだいただけていませんが、最後に集金でお邪魔した時には喜んでいただけていました。

今回は門下塗装に塗り替え工事をお任せいただきありがとうございました。